倉敷平成病院 理事長
高尾 聡一郎
(たかお そういちろう)
平成30年1月11日をもって、全仁会グループ 倉敷平成病院 は創立30周年を迎えました。これもひとえに地域の皆さまのご支援、ご指導の賜と心より感謝申し上げます
倉敷平成病院は、「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念の下、 昭和63年に脳神経疾患専門病院として、開院いたしました。脳神経疾患に関連し、予防医学の面で脳ドックを開設。平成21年6月には、県西部初となる「3.0テスラMR」を導入するなど、脳神経外科専門医、神経内科専門医、麻酔科常勤医がチームで脳卒中の急性期治療にあたっています。リハビリテーションの重要性にも早くから着目し、急性期・回復期・維持期、各ステージでのリハビリテーションの充実に努めてまいりました。
また、介護保険施行前より、倉敷老健や倉敷在宅総合ケアセンター(訪問看護・訪問介護・通所リハ・ショートステイなどの複合施設)をはじめ、ケアハウスなどの在宅支援サービスを整備。平成16年には、住宅型有料老人ホーム「ローズガーデン倉敷」を開設、高齢者の安心で住み良い暮らしを支える在宅支援システムの構築につとめております。平成25年2月にはグループホームや地域密着型特別養護老人ホームを含む複合型介護施設「ピースガーデン倉敷」を開設。平成25年12月にはサービス付き高齢者向け住宅「グランドガーデン南町」を開設しました。
病院では、平成5年に脳ドックセンター、平成14年「倉敷生活習慣病センター」を、平成16年には美容外科・形成外科・婦人科・乳腺外科を診療科とする「総合美容センター」を開設しております。また平成24年3月には、岡山県より「認知症疾患医療センター」の指定を受け、認知症の基幹病院として機能するセンター構想を推進しております。
平成29年4月には機能的脳神経外科手術を中心とする「倉敷ニューロモデュレーションセンター」を開設し、多職種によるチーム医療で神経調整療法を実施しています。
またこのたび、30周年を節目として、高尾芳樹が院長に、平川訓己が名誉院長に就任致しました。これからも職員一同、地域の医療機関と連携しながら、患者本位の医療・介護サービスの提供に努めてまいります。(平成30(2018)年1月吉日)
診療科:脳神経外科
※:山陽新聞プレミアム倶楽部2024トップインタビューの掲載記事はこちら:令和6年4月
※:山陽新聞プレミアム倶楽部2023トップインタビューの掲載記事はこちら:令和5年4月
※:山陽新聞プレミアム倶楽部2022トップインタビューの掲載記事はこちら:令和4年4月
※:山陽新聞プレミアム倶楽部2021トップインタビューの掲載記事はこちら:令和3年4月
倉敷平成病院 院長
高尾 芳樹
(たかお よしき)
当院は昭和63年1月に高尾病院として開院、平成元年に倉敷平成病院に名称変更致しました。救急医療分野で平成22年12月に社会医療法人となり、平成30年1月に30周年を迎えました。 「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」の理念のもと、患者さんの一日も早い回復を目標に、患者医療本位四原則を掲げ、わかりやすい、やさしい医療サービスを提供し、質の高いチーム医療を追求しています。 近年、二次医療圏での地域包括ケアシステムの構築が国策として推進されようとする中、私たち全仁会グループは、開設当初より、地域包括ケアシステムをグループ内で完結すべく、順次体制を整え必要と思われる施設を全て備えてまいりました。病院のみならず在宅にも大いに力を注ぎ、地域のお役に立ちたいと日々精進しております。 今後も倉敷平成病院を中心に全仁会グループを挙げて今まで以上に病病連携、病診連携、施設連携を密にして、地域連携を強化してまいります。そして地域の皆様に信頼され、皆様の健康を守れる病院となりますように努力してまいります。
診療科:脳神経内科