病院の取り組み

病院の取り組み

院内感染対策委員会

活動目的

  1. 全仁会グループの感染に係わる情報共有と対策決議
  2. 院内感染対策推進状況の確認と評価

活動内容

  1. 全仁会グループ全体の感染症発症状況の情報を共有し、相互の対策の問題はないか確認する
  2. 感染制御チームの活動が適切におこなわれているか評価・指導を行う
  3. 施設内における抗菌薬の適正使用が実施されているかチェックする
  4. ICTのメンバーの活動サポート

衛生委員会

活動目的

労働安全衛生法に基づき衛生委員会を設置しています。職員の健康管理の適正および災害防止ならびに職場環境に関する調査改善を図ることを目的としています。

活動内容

  1. 職員健康診断結果への対応、健康診断の管理とプライバシーの保護、放射線障害の調査と対応
  2. 職場環境の調査・改善、職場巡視の実施、職場の危険要因の調査と対策整備
  3. 労働災害事故の把握・対策
  4. 施設・設備の安全管理

栄養管理委員会

活動目的

倉敷平成病院、倉敷老健、倉敷在宅総合ケアセンターにおける栄養管理の充実と向上により患者、入所者、通所者への食事サービスの向上とその適正な運営を図ることを目的としています。

活動内容

栄養指導状況報告、委託側現状報告、嗜好・調理・配膳に関すること、衛生に関すること、食事計画等を話し合います。

NST(栄養サポートチーム:Nutrition Support Team)

活動目的

栄養障害の患者さんに対して適切な栄養管理を行い、褥瘡や誤嚥性肺炎を予防し、
免疫力低下にともなう院内感染の発生を抑制します。
適切な栄養管理により免疫力を改善し、病気の治療効果の向上を目指します。

活動内容

医師・管理栄養士・看護師・薬剤師・臨床検査技師・言語聴覚士など多くの職員がNSTメンバーとして活動しています。
栄養不良や摂食不良の患者さん、重症患者さんの栄養評価を行い、患者さんそれぞれに合った栄養療法を検討していきます。
栄養に関してそれぞれの職種が参加し、その患者さんにあったチーム医療を実践して、一日も早い退院を目指しています。

救急委員会

活動目的

「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念の下、積極的な救急医療を実践し、地域医療の発展に寄与します。そのためにチーム医療を展開すべく、情報交換、対策 検討、勉強会等を行います。

活動内容

今までの救急医療への取り組み等が評価され、平成22年12月に全仁会は「社会医療法人」としての認可を受けました。
救急部発足当時は、約90件/月だった救急搬送の受け入れが、平成27年度年には約180件/月に増加しています。
信頼される全仁会グループとして、一致団結して救急医療等、地域医療に更に邁進します。

クリティカルパス委員会

活動目的

看護のレベル・経験に関係なく均質化した看護を提供し、患者さん・ご家族が納得・安心して入院生活が送れるように、より質の高い患者サービスを提供することおよび医療の効率化を図ることを目的としています。

活動内容

クリティカルパスの作成・評価・修正を行います。平成25年12月より電子カルテ導入となり、電子カルテへ移行後の使用方法の周知徹底を行っております。

個人情報管理委員会

活動目的

全仁会グループにおいて、個人情報保護法に基づき患者、利用者、その家族および職員の個人情報漏洩防止や個人情報を安全かつ適正に管理・使用するために個人情報の具体的な運用に関する事項を定めることを目的としています。

活動内容

  1. 個人情報の対象に関する事項
  2. 個人情報の収集、管理・利用・公開または非公開に関する事項
  3. 個人情報の開示または訂正に関する事項
  4. 個人情報の保護に関する規定および改正に関する事項
  5. 個人情報保護管理者に対する指導または助言に関する事項
  6. 個人情報に関する不服申し立てについて審議・決定に関する事項

褥瘡対策委員会

活動目的

褥瘡の発症ゼロを目標とし、専門的立場から院内の褥瘡および適切な治療が実施できるよう検討します。

活動内容

  1. 1回/週の褥瘡回診を行い、ケアや処置の方法など検討する。
  2. 1回/月の委員会開催
  3. 2回/年の勉強会開催
    *当院は日本褥瘡学会の『褥瘡受入病院一覧』に登録しています。

治験審査委員会

活動目的

治験および製造販売後臨床試験がヘルシンキ宣言の主旨およびGCP省令等に基づいて、倫理的・科学的・医学的・薬学的観点から、その実施および継続等がされているかを審議・評価します。医薬品の開発に携わる医師、製薬会社等から独立した第三者的な立場で被験者の人権保護と安全確保のために公正な審議を行います。院長の諮問機関として重要な役割を担っています。
※GCP(Good Clinical Practice):医薬品の臨床試験実施の基準に関する省令です。

活動内容

治験に参加する被験者の人権と安全を守るために委員が一同に会し、治験責任医師、治験依頼者より提出された資料に基づき新規治験の実施の適否および実施中の治験の継続の適否について審議します。

治験とは

 新しい「薬」を開発するためには、「薬の候補」について動物で効果や毒性を調べたあと、ヒトに対する効果と副作用(安全性)を詳しく調べる必要があります。
健康な方や患者さんに「薬の候補」を使用して頂き、効果と副作用(安全性)を調べる試験を「臨床試験」といい、特に国(厚生労働省)から「薬」として承認を受けるために行う臨床試験を「治験」といいます。現在、病院や薬局で使用されている「薬」は、治験を行い国から承認を受けたものになります。より効果が高く副作用が少ない「薬」を誕生させる為には、避けては通れない大事な過程です。

対象 目的
第Ⅰ相試験
※注
原則、健康成人 「薬の候補」の副作用・体内での動きを調べます。
第Ⅱ相試験 少数の患者さん 「薬の候補」が病気に対してどのような効果があるのか、安全性(副作用)がどの程度か、使い方(投与量・期間など)をどうしたらよいかを調べます。
第Ⅲ相試験 多数の患者さん 「薬の候補」を長期間服用し、効果・安全性(副作用)を調べます。

※注 当院は大学病院等、研究施設と違い市中病院のため第Ⅰ相試験は行っておりません。

公開資料

医療事故防止対策委員会

活動目的

倉敷平成病院の適切な医療安全管理を達成するため、院内で発生した医療事故の情報収集と分析・原因解明を行い具体的な事故防止対策に取り組むと共に、事故防止体制の確立と職員への教育・指導の徹底を図ることを目的とします。

活動内容

  1. 医療事故防止対策の検討および対策に関する事項
  2. 医療事故の分析及び再発防止策の検討に関する事項
  3. 医療事故防止のために行う職員に対する指示に関する事項
  4. 医療事故防止のために行う院長等に対する提言に関する事項
  5. 医療事故防止のための啓発、教育、広報等に関する事項
  6. 医療訴訟に関する事項
  7. その他医療安全に関する事項

リスクマネジメント委員会

活動目的

医療安全に関する作業部会として、医師をはじめ院内の各部門の担当者で構成し医療安全に関連する業務の実施を目的とします。

活動内容

  1. インシデント事例の原因分析及び予防策の検討及び提言に関する事項
  2. 医療事故の分析ならびに再発防止策の検討及び提言に関する事項
  3. 医療事故に関する諸記録の点検に関する事項
  4. 医療事故防止のための啓発、広報等に関する事項
  5. 他の委員会に対する勧告案の検討に関する事項
  6. その他の医療事故の防止に関する事項

倫理委員会

活動目的

医療行為および医学の研究において、臨床倫理の適正な保持のため、以下の事項について調査検討をします。

  1. 医療にかかる法律の遵守に関すること
  2. 患者の権利(医療を受ける権利、身体的安全が確保される権利、選択の自由を有する権利、情報を得る権利、プライバシーが守られる権利、苦情を申し立てる権利)に関すること
  3. 臓器移植および新治療法の採用に関すること
  4. 臨床研究に関すること
  5. 治験に関すること
  6. 職業倫理に関すること
  7. その他医療倫理の適正な保持に関し必要な事項

但し、⑤治験に関することは別途、治験委員会を設け、調査検討することとする。

活動内容

職員が患者・利用者の検体、情報を利用し論文・ポスター展示などの学会発表・院外発表や院内の研究発表などでの臨床研究を行う場合の倫理的審査を行います。

わかりやすいやさしい医療推進委員会

活動目的

全仁会グループの各施設において、患者さんの安全に配慮し、患者さんの尊厳を尊重し、患者本位四原則に沿った医療・介護サービスを提供することにより、患者さんに選ばれる医療機関・施設となることを目的とします。

活動内容

  1. 患者本位四原則の実践に関する事項
  2. 職員の接遇教育に関する事項
  3. 病院機能評価の更新に関する事項
  4. インフォームドコンセントに関する事項

医療従事者の負担の軽減及び処遇の改善について